文理系列


 国語・数学・理科・社会・英語を中心に、進学から就職まで多方面にわたる進路に対応できる学力と教養を身につけます。

 本校の文理系列には、「国語」「地歴公民」「数学」「理科」「外国語」の各教科、科目があります。
 文理系列は文系・理系の各学部への進学はもとより、他の系列での大学進学、多方面にわたる就職と、すべての生徒の希望進路実現に必要とされる基礎学力、幅広い教養を身に付けるための教科、科目が集まっています。
 基礎学力を身に付けながら、総合学科の特色を利用し、各種進路の実現に向けて動いていきます。

情報ビジネス系列


 情報活用能力や会計活用能力を初歩から学び、ビジネス分野で活躍できる知識・技術を身につけます。

 情報ビジネス系列は、商業科目で構成されており、「経営情報」と「簿記会計」の分野があります。
 「経営情報」分野では情報の各分野に関する基礎的・基本的な知識と技術を習得し、現代社会における情報の意義や役割を理解します。また、コンピュータを駆使し、情報ネットワーク社会に主体的に対応できる能力を身に付けます。
 「簿記会計」分野では、将来の会計専門分野のスペシャリストを目指し、商学部・経済学部等の大学や会計分野の専門学校への進学、就職に役立てます。また、この学習を通して物事を合理的に考え処理していく能力や態度を身に付けます。
 「経営情報」、「簿記会計」分野のどちらを選択しても、幅広く多様な資格取得を推進し、大学・短大、専門学校への進学や就職に役立てることができます。
生活文化系列

 
 「家庭や地域でのよりよい生活」のために必要な知識や技術を学びます。また、福祉分野においては福祉関連の進路を目指す専門的な指導を行います。

 本校の生活文化系列には、「家庭分野」と「福祉分野」に関する科目があります。
 「家庭分野」では、全ての人々が、よりよく主体的に生きることができるように、自ら学び、自ら考え、実践する教科です。何をどのように食べ、何をどのように着て、誰とどう住み=「生活の科学と文化」、どう働き=「消費生活と資源・環境」、生み育て=「子供の発達と保育・福祉」、どう老いるのか=「高齢者の生活と福祉」、という生活の営みを総合的にとらえ、家庭生活を送る上で必要な知識と技術を習得します。
 「福祉分野」では、社会福祉に関する基礎的・基本的な知識と技術を総合的・体験的に習得し、社会福祉関連の職業に従事する者として求められる福祉観や倫理観を高めることを目標にしています。福祉系の大学や専門学校への進学、福祉系職種への就職に役立てることが出来ます。
 なお、様々な基準の変更により、平成24年度入学生から、基礎科目は残すものの介護福祉士国家試験の受験資格取得に必要な科目は開講できなくなりました。それに伴い、系列の名称も年次で「生活文化系列」とすることにしました。

芸術文化系列


 芸術(音楽・美術・書道)を深く学び、豊かな教養と専門的技術を身につけます。

 本校の芸術文化系列には、「芸術」の科目と「音楽」「美術」の専門科目があります。
「芸術」では、芸術の幅広い活動を通して、生涯にわたって芸術を愛好する心情を育てるとともに、感性を高め、芸術の諸能力を伸ばし、豊かな情操を養うことを目標にしています。
また、芸術への永続的な愛好心をはぐくんでいくこと、感性を高め、豊かな情操を養うことを通して心の教育に深く関わっていきます。
 「音楽」、「美術」では、専門的な学習を通して、創造的な表現に必要な知識や技術を習得させるとともに、音楽大学・美術大学進学希望者に向けた指導も行っています。
学校設定科目に書道の科目も設定しており、各分野で芸術に関する特色ある教育を実践していきます。

スポーツ系列


 生涯スポーツの考え方に基づいて体育の理論や技術を学び、専門種目の技量を高めます。

 心と体を一体としてとらえ、健康・安全や運動についての理解と運動の合理的な実践を通して、生涯にわたって計画的に運動に親しむ資質や能力を育てるとともに、健康保持・増進のための実践力の育成と体力向上を図り、明るく豊かで活力ある生活を営む態度を育てます。
 全年次にわたり必修の「体育」、1、2年次にわたり必修の「保健」、2年次より選択可能な「スポーツⅠ」「スポーツⅡ」「専攻実技(3年次まで継続)」、3年次より選択可能な「ニュースポーツ」「スポーツⅥ」から成ります。